【さとゆみビジネスライティングゼミ6期】4回目

3回目の記事はこちら

あっという間に4回目。今回のゼミでは、小学館の編集長が特別講義をしてくださいました。そのため、通常90分のゼミが30分前倒しで始まりトータル120分。ただ座っているだけなのに、脳みその疲労を感じるほど情報量が多い2時間でした。

目次

IKEA FREDDE 添削結果

課題:BUSINESS INSIDERのBetter Shopping風の記事を800文字

前回、「文字数の指定がある場合は、その文字数で原稿を書いてください。150文字を指定されているならば、150文字。最低でも149文字で書くように」とさとゆみさん。理由は、雑誌の原稿では「150文字」をみっちり文字で埋めることもページのデザインに含まれるからとのことでした。そのため、課題提出の際は「改行無し」で書いてみましょうと言っていたことを覚えていました。そして改行無しで提出した800文字の課題ですが、初っ端から「Better Shoppingは何行くらいで改行していますか」の赤字コメント。

……

しまった!!そもそもこの課題はウェブメディア「ビジネスインサイダーBetter Shopping 」に載せる(体で書く)記事。さとゆみさんの言っていた「改行無し」は雑誌のこと。そもそも、Better Shopping風に書くのであえれば、その媒体の「書き方」を研究しなければならないのです。例えば、ビックリマークが使われているか。ですます調なのか、である調なのか。見出しは必要か。改行の頻度はどれくらいか。読者に話かけるような書き方をしているか。

課題を見ると分かりますが、記事のタイトルに「!」入れています。ここもしっかり「!が入るような書き方はされていない」と赤字をいただきました。ありがとうございます。また、本文の始まりに書いた「パソコンがあれば作業場所は選ばない。そんな方が多くなりました。」これは、ライター(わたしの)勝手な所感であり事実ではないとのこと。

日本語の使い方についても詳しく指摘をしていただきました。まず「あえて」という言葉。わたしは、「あえて(思いもよらないけど)オススメするのは…」という意味で本文で使いました。が、本来の意味は「デメリットがあるのに」という意味合いがあるそうです。課題の最後の方で重すぎるというデメリットに触れていますが、この文章だけを見たときに、因果関係として繋がらない。その上、わたし自身も「あえて」をそこまで考えて使っていなかったのでやはり間違った日本語でした。

もう一つは「曰く」という日本語。「人が言うところ」の意味があるので、「マイクロソフトの研究いわく」は、間違い。「研究者曰く」が正解とのことでした。

正しい日本語を考えて文章を作ったことがなかったと反省。英語の勉強とかなり近いと感じました。そういえば、英語の先生がゼミ生にいます。その方が「英語の勉強をしている場合じゃない」とコメントしているのを見て、「ホンマそれ!」と思いました。

ビジネスインサイダーの記事を毎日10分音読することで、「正しい日本」が身に付く訓練になるそうです。

小学館 編集長 佐藤明美さんの特別講義

さとゆみさんが実際に一緒にお仕事をされている小学館編集長の佐藤明美さん(以下、佐藤さん)。さとゆみさん著書「ママはキミと一緒にオトナになる」の編集を担当された方でもあります。

佐藤さんの講義テーマは、「一緒に働きたいライター」。まずライターが意識しなければいけない項目として挙げられたのはこちら。

  • 読者は「誰」なのか(性別、年齢、ライフスタイル)
  • 読者は「何を」読むのか(雑誌、書籍、ウェブメディア、SNS)
  • 読者は「何で」読むのか(紙の雑誌、スマホ、パソコン)

読者の年齢や経済感覚により、使う漢字や専門用語が変わってくると言います。読者が高校生であれば漢字も少なくなり、専門用語の使い方、また安い・高いの感覚も違ってきます。特に「普通」のような感覚的なことばは、読者層の見極めが重要だと佐藤さんは言います。例えば、主婦にとってのユニクロは「普通」ではなく「高い」など。

講義中わたしが一番面白い!と思ったお話は、「あなたにしか書けない文章」でした。

「その場にいた人しか書けない文章」と「ライターの感覚が宿った文章」はAIには作れないと佐藤さん。内容は書けませんが、佐藤さんが見せてくれたファッション記事が、確かに「面白い」のです。このファッションを見て、ライターが「何を想像した」のか。文章だけでニヤリとしてしまうすごさ。

インタビューの時間がどれだけ短くても、その場にた人であれば「当時の雰囲気」など「言葉以外の文章」も書けると佐藤さん。

最後に紹介してくれた「佐藤さんが思う一緒に働きたいライター第1位から5位」はこちら。

  1. 締め切りを守る人
  2. コミュニケーションが取れる人
  3. 依頼内容を「正確に理解」できる人
  4. 分からないことは質問して解決できる人
  5. 文章力がある人(最下位!)

なんと文章力がある人は、最後の5位でした。(さとゆみゼミって、安くないんですが…)
どれだけ文章が面白くても、締め切りが守れないとお仕事の依頼は難しいと、佐藤さん。社会人として最低限のマナーを守れない人とは仕事ができないのだと理解しました。

企画の立てかた

さとゆみゼミでは、「企画の立て方」についての課題と講義がありました。ライターなのに、なぜ企画を立てないといけないかについて、さとゆみさんはこう言います。「企画を作れると仕事がもらえる」。…これは、作らないとですよね。企画の課題は全部で3つ。

わたしが提出した課題は「このメディアで取り上げる必要があるのか」が抜けていたこと。kufuraは「子育て世代の主婦」が読者層のメディアです。わたしが添削を踏まえて再度提出したした企画は、「サーティワンクレープ」。さとゆみさんにいただいたコメントは「面白いけど、なぜ今(冬)なのか」。すみません、まだ浮かびません。

また、企画を立てるときに「この記事は15万円の価値があるか」考える必要がある、とさとゆみさん。無料で読んでいるような記事にも、編集、サーバー、カメラマンにも費用がかかっています。その投資判断を企画でしなければならないと言います。

「あなたの記事を2000円で買う人が1万人いると言えるのか」と言うさとゆみさんが挙げてくれた例がこちらです。

  • 有名人のインタビューができるなど希少なもの
  • これからは流行るファッションのような先取り情報
  • 編集部ができないプロの知見
  • やってみたレビュー(体験)

個人のブログで紹介するような記事に15万円払えない…という言葉に納得。

自分で考えることの大切さ

課題をしている中で気づいたこと。さとゆみゼミは、「まず、自分で考えてやらせてみる」で進みます。課題の記事も同じなのですが、「そこ先に教えてほしかった」のようなことが多くあります。なぜこの進み方なのか考えたとき、まったく悪いことじゃないと思いました。ライターじゃなくても言えることですが、責任をもって仕事をする上で、誰かに教えてもらう姿勢では足りない。自分で考えて、研究して、間違ったことをした上で指摘されたことは、自分の糧になるから。きっと、そう。

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この記事を書いた人

趣味は手紙。自営業しながら副業ライターをしています。2026年の抱負は「友達にもっと会う」。旦那ちゃんのお世話をしながら生きています。

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