【206.3.19】87歳のこれすんねん

旦那ちゃんへ

事務所からの帰宅中バスに乗っていると、杖を突いたおばあちゃまが隣に座りました。空いた席はたくさんあったのだけれど、入口から一番近いシートがわたしが座っていた二人掛け座席。
「足が悪いからごめんねえ」と言った後、Tシャツ姿のわたしをみて
「寒くないの」と言いました。

本日最高気温16度。いつでも脱げるように仕込んできたTシャツは、暖かいバスの中で大活躍。
「暑いんです」とはにかむわたしに向かっておばあちゃまは話し続けます。

右手首をクルクルと回しながら、「今からこれすんねん」と囁くおばあちゃま。
「ちょっと何言ってるか分かんない」という顔をしているわたしにおばあちゃまは言います。
「パチンコや」
「あ、パチンコですね!」
「シー!」
というやりとりをしました。

おばあちゃまは87歳、今月末に88歳になるそうです。もう死ぬからパチンコで遊びたい。なのに月に2~3回しかさせてもらえないのだとか。おばあちゃまは行きはバス、帰りはタクシーで帰ると言っていました。この話を聞くと、なけなしの金で遊んでるわけではなさそうです。

バスとタクシーでパチンコに通う87歳。楽しそうなおばあちゃまがとてもクールに見えました。

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この記事を書いた人

趣味は手紙。自営業しながら副業ライターをしています。2026年の抱負は「友達にもっと会う」。旦那ちゃんのお世話をしながら生きています。

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